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じまなひび

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2004年 08月 31日 ( 1 )


2004年 08月 31日

目に見えぬもの

仙石原のお宿に泊まった次の日。
連れの一人Iが

「昨日夜中目が覚めてジマちゃんの方みたら、じまちゃんの上にYちゃんの足が乗っかってたよ。Yちゃん寝相わるすぎ~!」

と言い出した。
しかしだ。普通寝てる間に人の足が自分の上に乗ったら気づくだろう。
ましてや旅行先なので眠りも浅いはず。
ちょっぴり不思議に思って、

「どんな風に足が乗っかってた?」

って聞いてみると、

「じまちゃんのあごの下あたりに足の裏があったよ。」

・・・ちょっとまて。
私たち3人は川の字になって寝ていた。
そして、Yちゃんはかなり寝相のいい人。
さらに、朝はYちゃんの頭はしっかり私の隣にあった。
1回転するはずはない。

じゃ、誰の足??

「もしかして・・・・・・」










ひょえぇぇぇぇぇぇ~~~!
それはもしやバケオでは???

実際、Iは小さいころから普通の人には見えないものが見える。
たぶん、その足もいわゆるそれだと思う。
確かに夜いやな夢見たんだよなー。その所為なのか?
前日の激しい頭痛はその前兆か?
うーむ。今年の夏は面白い体験で締めくくったな。


私は元来こういうものは見えない人だ。
こういうことがあると見えなくてよかったーと思う。
けれど、今までに見える人であればよかったと思うことが一度だけあった。

4年前、私のかわいがっていた猫が病気で死んだ。
最後は病院に入院したまま死んでしまった。
家族の誰よりも私になついていたし、誰よりも私は愛していた。
だから病院へのお迎えは私が一人で行くことにした。
小さく白い段ボール箱に彼女は入れられて、私は彼女を車に乗せて家に帰った。
家に帰ってから家族の前で箱を開けた。
彼女はやせ細っているけれど、今にも目を開けそうに美しく横たわっていた。

その瞬間Iが突然ぼろぼろ泣き始めたのだ。号泣といっていいほど。嗚咽をもらしながら・・・
あまりにも突然だったのでびっくりしていると彼女は言った。

「じまちゃん。マッシーがそこにいるよ。じまちゃんをずっと見てるよ。」

彼女曰く、人のお葬式に行くと亡くなられた方の霊のほとんどは伴侶のそばから離れないそうだ。
それと同じようにマッシーの霊も火葬されるまでわたしからずっと離れなかったそうだ。
よかった。私の愛が通じていたんだなって、マッシーも私のことを大好きでいてくれたんだなって確信した。
死んでしまったのはとてもとても悲しかったけれど、私を慕ってくれていたことを確信できて幸せだった。
唯一悔しかったのは彼女の姿が私には見えなかったこと。
このときだけは目に見えぬものを見たいと思った。

日ごろIが
「また変なのみちゃったよ~~~(;д;)」
って言う時はほんとに私は見ない人でよかったと思うけれど、将来自分の親が死んでしまったり、結婚してだんなに先立たれてしまったときはまた見える人でありたかったと思うんだろうなぁ。

by zima_55 | 2004-08-31 13:11 | Diary